高額な葬儀費用
少子高齢化社会といわれて、かなり経ちますが今後は一層死亡数が増えていくと考えれば、葬儀社ニーズも高まることが予想されます。
そんな中で1番の心配と言うのが「お葬式の費用」ではないでしょうか。
「家族葬」や「小さいお葬式」というものも増えてきていますが、葬儀そのものの金額設定や、お坊さんにお渡しするお布施金等は明確になっていないことが多いです。
結婚式の様に何人出席するということがわからないので、金額設定できないとはいわれますが、それにしても高額です。
日本は世界中のどこの国よりもお葬式が高いといわれています。
しかも、桁違いでダントツの高額です。
1.イギリスは平均12万3000円
2. ドイツは 平均19万8000円
3. 韓国は 平均37万3000円
4. アメリカは平均44万4000円
5.日本は 平均231万円
引用:『葬儀は、要らない』(島田裕巳著)
自分のために家族のために
昔からのしきたりや考え方もあるとは思いますが、私個人は自分のお葬式のために家族に負担をかけたくはありません。
かといって、家族や友人のために全く何もなしという訳にはいかないとも思っています。
費用の中身は、ご遺体の搬送や通夜・告別式、火葬に必要な物品、人件費などです。
全国平均は121万円と言われています。
そんな大金が、悲しみにくれる間も考える間もなく、でていってしまうのです。
むしろ、そんなお金はないという人の方が多いかもしれません。
最近は、お通夜・告別式などの儀式を行わず、ごく限られたご家族で火葬のみを執り行うプラン等があり、クレジットカード決済もできるようになっています。
それでも、できるなら亡くなった人よりも生きている人につかってほしいと思います。
ちょっと怖い仏壇に入れられるよりも、かわいい供養セットの方がいいです(笑)
ご家族の意向もあるとは思いますが、自分の意思表示として、
「簡素なプランがいい」
「棺は簡素でいいからお花は豪華にしてほしい」
「音楽葬にしてほしい」
等、個々の要望を機会あれば伝えておくか、エンディングノートに書いておくとよいと思います。
簡素なものでいい
私の考え方としては、お墓はいらない、仏壇もいらない、葬儀は簡素なものでいいと思っています。
日本人の昔の考え方からすると何もしないのは気持ちが悪いということもあるかもしれませんが、心がこもっていればいいと思います。
個人的には儀式をいくつもする必要はないと思うんです。
遺骨ペンダント(シルバー製)カロートペンダント「涙のしずく」
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最近はこのような骨壺ペンダントやおしゃれな骨壺もあります。
自分の家族が望むのであれば、これで分骨してもらって十分ではないかと思います。
自分の死んだあとのことは、自分は関係ないかもしれませんが家族のために
「自分はこれで充分だよ」
ってあらかじめ伝えておきたいと思います。
