40代後半になって、身体の色々な所に支障が出始めてから考えたのが医療保険。
まったく保険知識がないのでお恥ずかしい限りなのですが、保険は面倒くさいもの難しいものと思っている方は私だけではないはず。
「医療保険は必要か、不必要か」ということを素人目線で考えていきたいと思います。

医療保険は必要か、不必要か
医療保険が必ず必要であるか否かは、大きくは個人の考え方によります。
それを言ってしまうと話が終わってしまうのですが、自分の健康に自信のある方とそうではない方、ケガをしやすい環境にある方とそうでない方と様々な考えや環境があるからです。
でも、私はいざという時に「費用を負担できるかどうか」だと思います。
つまりは経済力があるか否かですよね。
「保険は貯蓄が無い人は必要。貯蓄がある人は不要。」ということになると思います。
こう考えると、万が一の時に費用負担をできない私には絶対に必要だということがわかります。
ちなみに、医療保険が必要ないといわれている貯蓄の目安は200万だそうです。
家族の状況にもよりますが、200万円を準備することが出来ればケガ・病気での入院が長期化した場合でも1年程の生活費がなんとかなるのではというのが根拠。
「いま万が一何かあったらすぐに200万だせますか?」がわかりやすい医療保険の必要性を問う最も適した質問かもしれないですね。
私の保険加入例
現在の私は47歳。
病気や大きなケガはしたことはなく出産以外は入院したことがないくらい健康体。
メタボぎみなくらい・・かな(><;)
現在は、共済保険にのみ入っています。
いわゆる「○○県民共済」っていうやつですね。
・通院 1500円(交通事故・不慮の事故のみ)
・死亡保障 交通事故-1000万、不慮の事故-800万、病気-400万
・掛け金は月々2000円
まぁ、民間の保険会社に比べたらコスパは抜群だしこれくらいの保証でいいかなと漠然と加入しました。
でも、これは一生涯保証するものではなく60歳からは減額されての保証です。
しかも85歳満期ですべての保証が終了。
歳をとってからの方が病気や死亡のリスクが高くなるのに保証額が少なくなるのがデメリット。
また死因理由として多い「がん」については何もついていませんでした。
共済をディスっているわけではないですよ、加入しやすい金額でコスパは大事ですもんね。
子どもに初めての保険を掛ける時や、健康で大きな病気やケガの心配がない若い時の保険としてはいいと思います。
その時の自分が納得して、入っているのであればどのような保険もいいと思います。
過去の自分の保険歴を振り返ると・・
若い頃は年老いた自分を想像できず、「保険は掛けない」・「興味ない」もしくは「言われたままに加入」という方がほとんどではないでしょうか。
私も社会人になったばかりの時は、大手生命保険会社の方に言われるがままに独身なのに高い死亡保障がある保険に入っていたりもしました。
でも、興味がないからよく調べもせず「そんなもんか」で加入していたんですね(><)
そして最初に入った保険は解約、多少の解約金が入ってきて損をしているのに喜ぶ始末。
今考えるととてももったいないことをしていたなと反省しています。
その時に少しでも保険の知識があれば、当時の自分に見合ったものを少ない金額でみつけられたのかもしれないのに・・後悔です。
そして、いざ老後を考える年齢になってから、民間保険に入ろうとすると月々の掛け金が上がっていて、頭を抱える始末・・・。
保険関連のお仕事につかない限りは、若いうちから保険について考えたりする方が少数・・と思いたい(><)
まとめ
悩んだあげく、共済保険にプラスして民間の医療保険に入りました。
民間の医療保険にも色々なものがあり悩みましたが、私は以下を重視して保険をさがしました。
・年をとっても掛け金があがらない保険
・病気での通院日額がついていること
まずは一生涯の保証があることと、継続していける金額であることが重要であると考えました。
また、入院期間が短くなってきていると聞いたので、病気での通院日額がついているものを選択。
共済にはなかった手術給付金と先進医療を付けました。
保険が難しい面倒くさいと感じるのは、人によって何が重要であるかで答えが違うからなんですね。
この機会に、自分の現在の保険の棚卸や既往歴から保険を見直しをしてみてはいかがでしょうか。